Social Worker 福祉相談員
About福祉相談員採用について
横浜療育医療センター医療福祉相談室は、障害のある方やそのご家族・関係者等から生活に関すること、
および医療・福祉サービスに関することについて広く相談に応じます。
当センターの提供する医療・福祉サービスの利用に繋げていく役割を担うと共に、
地域との連携を実践していき、障害のある方の地域生活をサポートします。
地域資源の情報収集及び開拓を行い、ネットワーク作りに努め、個々のニーズに沿った支援に繋げるコーディネーター機能を発揮します。
主な相談業務
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一般相談(なんでも相談。地域で暮らす障害児者やその家族、学校や通所先など様々な方から相談があります)
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計画相談(18歳以上の重症心身障害の方を対象としています)
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初診相談(当センターの診療・リハビリを希望される方の対応とご案内をします)
一日の業務の流れ(スケジュール)
時間 | 業務 | ポイント |
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8:30 | 出勤 感染予防策 | 消毒、換気 |
各自、事務作業 | 留守番電話確認、情報収集 | |
9:00 | 朝礼 | 情報伝達、ケース共有、各自予定の確認 |
10:00 | 短期入所 | 入所手続き対応、利用者・家族対応、関係各所への連絡 |
各担当業務実施 ・短期入所業務 ・初診相談 ・計画相談業務 ・一般相談 |
短期入所申し込み受付、入所調整 電話や来所による相談、他部署からの相談に対応 面談やカンファレンス、家庭訪問、事業所訪問、関係機関連携等 外来診療同席、患者および家族サポート 随時、緊急案件への対応 各種書類作成 |
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12:00 | 順次休憩 | 休憩時間 ①12:00~13:00 ②13:00~14:00 |
各担当業務実施 ・短期入所業務 ・初診相談 ・計画相談業務 ・一般相談 |
短期入所申し込み受付、入所調整 電話や来所による相談、他部署からの相談に対応 面談やカンファレンス、家庭訪問、事業所訪問、関係機関連携等 外来診療同席、患者および家族サポート 随時、緊急案件への対応 各種書類作成 |
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17:00 | 退勤 | 17:00以降にカンファレンスなどがある場合、終了予定時刻に合わせて 出勤時間を遅らせる調整を実施。 |
資格
※必須ではないが、あれば望ましい
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社会福祉士国家資格
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相談支援専門員(相談支援従事者初任者研修を修了している)
スキル
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自身の物事の捉え方の傾向を理解し、感情に左右されるのではなく中立性・公平性を保持できる。
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コミュニケーション力を発揮して、常に他者と意見交換等が行えるような関係性を築ける。
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利用者ファーストで、柔軟な考え方と臨機応変な対応力がある。
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対象が幅広く専門性を求められるため自己研鑽を続けられる。
仕事の大変なこと・やりがい
初めての電話相談や飛び込みでの来訪者があるので、自分の予定通りに進みにくい仕事です。考え方を柔軟にし臨機応変に対応ができないとストレスをためることになるかもしれません。
相談者の困っていることに対して、一人で解決できることは皆無です。横浜療育医療センターの医療福祉相談室はチーム力が強みで、利用者ファーストで支援できるスペシャルチームです。一人で抱え込まないでスタッフ同士で助け合い、スキルを高め合っていけるので、やりがいがあります。困った時に他のスタッフに聞いてもらい視野を広く持ち直せた時や、チームで支援している実感が持てた時はやっていてよかったと思える時です。
重度の重複障害の方を対象とした計画相談や入所調整では、医療との連携が欠かせませんが、福祉の学びや経験しかないと始めは不安です。でも横浜療育医療センターの医療福祉相談室には看護師が配置されているので、いつでも医療の知識や専門職としてのアドバイスを受けることが可能です。またソーシャルワーカーと看護師が一つの業務を通して協同することで、専門職同士が尊重し合える関係を身に付けることもできます。
相談者が困りごとを整理できていなかったり、支援者等との関係性に行き詰って混乱したりしている時は感情的になっていることもあります。整理しながら傾聴し、相談者自身がエンパワメントを発揮して一歩前へ進めるきっかけ作りができると、大変でもやりがいがあります。