Life Support 生活支援員

About Works生活支援員の仕事

生活支援員は利用者様の好きなことや希望する生活が叶えられるように
個々に合わせて個別支援計画を作成し、チームで支援していきます。

横浜療育医療センターには入所部門と通所部門があり、日課や提供するサービスは違いますが、様々な部署で生活支援員が活躍しています。障害施設と聞くと身体介護が主な仕事と思われる方が多いかもしれません。実は日常の身体介護と同じくらい大事な仕事が、利用者様の楽しみや社会参加の機会を作り、外出や行事などを企画実行することです。行事では利用者様やご家族、スタッフ自身も一緒に盛り上がり、楽しめるのが魅力です。生活支援員は利用者様の好きなことや希望する生活が叶えられるように個々に合わせて個別支援計画を作成し、チームで支援していきます。

では、「具体的にどんな仕事をするの？」と思われたとき、マズローの欲求５段階の図をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。生活支援員のお仕事はこの図のうち、どこか一つの段階だけを担うのではなく、すべての段階にアプローチして利用者様をサポートしていきます。

• 01生理的欲求

  尊厳やプライバシーに配慮しながら、
  飲食・排泄・睡眠などの生命維持に必要な生活の基盤の介助・ケアを行います。

• 02安全の欲求

  利用者様にとって安全に過ごせる場となるよう環境を整え、また安心できる存在と なれるよう丁寧な介助・ケアを提供し、一人ひとりに寄り添います。

• 03所属と愛の欲求

  集団やグループなどの居場所や場面を提供し、集団の一員でありたい。社会から 必要とされ、愛されたいという帰属意識を満たすことができるようにサポートします。

• 04承認の欲求

  お一人お一人が主役となり、活躍できる場面を考えたり、他のだれかに「ありがとう」を言ってもらえたりするような役割を持ち、発揮できるサポートをします。

• 05自己実現の欲求

  利用者様のご希望に寄り添い、どうしたら実現可能か考え行動していきます。意思表出が難しい利用者様でも、表情や仕草から思いを汲み取り支援します。必要な時は他職種に相談し、提案し、周囲と協力して利用者様の希望を実現していくことが大切です。